環境

『「「地球を大切に」という謳い文句は、平賀源内の「土用の丑の日」並みの宣伝文句だと思う。 」』と某所にも書きましたが最近常々そう思うのです。平賀源内の「土用の丑の日」というのは鰻屋の宣伝文句。暑い日が続くから鰻でも食べて精をつけましょう、という意味。200年以上使われている宣伝文句は他にはありません。時が変わって21世紀。「地球を大切に」という似たような環境配慮と思われるフレーズは実は販売促進用。他社製品を使うより環境に配慮してる自社製品を使う方が環境負荷が少ないですよ、ということで20世紀終盤頃より使われ始め、今では当り前のように聞かれます。実際、アメリカでは自国産の車が売れなくなってきてて、日本のハイブリット車が売れてるとか。何故「土用の丑の日」と比較したかというと、今後半世紀近くは使われることが容易に想像できるからです。10年20年で今ある環境問題が急激に改善するとは思えませんしね。もしかしたら石油燃料が今後使われなくなって劇的に改善するかもしれないということで、半世紀、というちょっと弱気な予測なんですが。

環境配慮の次は何が宣伝文句として用いられるんでしょうね。